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以下は2018年12月29日、コミっくマーケット95での、
こびと及び妹、そして助っ人を買って出てくださったAさまと、
広報部。さまの苦闘……いえ、主にこびと以外の皆様の
心労と優しさ、懐の深さの記録です。

とても長い上、例のごとくしょうもない話です。
そして今回はタイトルでおわかりのように、
きらびやかな女神さまたちが出ていらっしゃるところまでは
辿り着けておりません。
そんなんでも暇つぶしに読んでやるよとおっしゃって頂ける皆様、
続きからどうぞおつきあい下さいませv
12月29日Blankの冬コミは、
まだ東の空もろくに明るくなってもいない冬の早朝、
妹からの『おはよう&生きてるか』メールで始まりました。

「お姉ちゃん、起きてる?」
「起きてるよー」

「無事?」
「……そこそこ」

「そこそこって何?!」
「そこは察して」

「いや、それについては察してるけど。
昨日も結局熱下がってなかったのもわかってるけど」

実はこびと、この数日前から過労からくる胃炎で高熱を出して
洒落でなく腕も上がらない状況で寝込んでまして
(インフルエンザかと思って怯えてたんですが、
検査結果は全力でシロ、薬も解熱剤と漢方薬

(脱水症状改善用)しか処方して頂けなかったと言う、
単に体力さえ戻せば治るじゃろ、な病以前の問題でした;;)
それをとっくに把握していた妹は、かれこれ一週間以上、
こびとの状況を
案じ続けてくれておりました(この時点で体重二キロ減。
今年の年始はトータル四キロ減りました。らっきー…)

「……今、何度?」
「自覚すると倒れそうだから測ってない。
お姉ちゃん、知らなければ最高9度7分まで
問題なく一日稼働してた実績あるし。
大丈夫、気力の方は万全だから」

「ちょっとおおおお!やめてよね。
今日私いないんだから、満員電車で遭難しても
助けて上げられないんだからね?!」

「そこは心配いりません。
倒れるときは前に倒れるって身についてるし、
ちゃんと受け身も取れるから。
後頭部さえ打たなければ、倒れても意外と平気なんだよv」
「いや。既にそこらへんの主張からしておかしいから……」

今考えると遠く離れ心労著しい妹に
(前日もりんかい線で異臭騒ぎがあったとか、
コミケ当日は大抵電車が遅れるから、
無駄に早く行って止まってるとか辛い目にあわないようにと
色々チェックして情報を送ってくれていました……;;)

最低な心配を掛けまくっているのはわかるんですが、
当日は変にハイだったのでそこらへんわかるはずもなく。
当然S香ちゃんは電話の向こうでパニックです
(よく切れずにつきあってくれたものと;;)

「ああもう、やっぱ無理だから今回はお休みしなさい!
皆さまには私から事情説明しておいてあげるから。
宅配はAさんにお願いすれば送り返して頂ける!」
「大丈夫だって。もう支度済んで歩いてる」

「じゃ、じゃあ。Aさんには事情お話して、
なるべく無茶はしないようにね?
なんなら私からお話しようか?」
「いや、言わないよ?
言ったらAさんお気を遣われるじゃない。
そこは内緒にしとかないと」

「は?!何ですって……?」
「だってAさんは、今回が初めてのスペース側での
冬コミ参加でいらっしゃるんだよ?
そうじゃなくてもコミケは
普通のイベントより人が多くて緊張するし、

お手伝いをして下さるってだけでも大変なんだから、
せめて楽しんで帰って頂きたいじゃない。
せっかくのお祭り、熱があるだとか
疲れてて動けないとか言われたら、
全然面白くないでしょう?」

「言ってることは正しいが、現実問題無茶としか……」

「大丈夫、お姉ちゃん行けば絶対元気になるし。
それに今回は、姉にしてはかなり長く寝込んでたから、
そろそろ治る時期なのです」
「だから!そこの理屈からしてわからない!!
って言うか、隠しててご迷惑掛けることも
有り得るんだから、ほどほど情報開示しなきゃ駄目。
Aさんは、お姉ちゃんが寝込んでたことはご存知なんだよね?」

「うん。こびと生物兵器疑惑の時にカミングアウトしたから、
細かいとこはさておいて、事実としてはご存じです」
「わかった。なら朝方まで熱があって、
今は下がってることにしよう。
じゃないと返ってご心配かける。
見てたらわかるかもしれないし。いい?」

「了解です。じゃ、あとはお姉ちゃんを信用して、
貴女は自分のご用をしてなさい。
くれぐれも気をつけて行くんだよ?
師走は皆さん忙しくて気が立ってるし、ホームの端とか
立っちゃ駄目。あと、暖かくして行くんだよ?」

「それは、うん。わかった。
でもお姉ちゃんのことは信用できないー。
大体が病み上がりうんぬん以前に、
お姉ちゃんもともと皆様の信用、規定値外なの忘れてない?!
あー。あとは広報部さまが頼みの綱だな。
今のお姉ちゃんがAさんだけで制御出来るとは思えない。
この状況、Aさんだけに背負わせるのは酷すぎる……」

「酷って何」
「え。諸方に無尽蔵におかけするだろうご迷惑?
いつもは私が抑止してるから、被害最小限で済んでるけど、
制御なしで姉が野に放たれるかと思うと……」
「……おまえ……」

失敬な。それが身内の言うことか。
そもそもがサークル主は私だぞ。
忘れているかもしれないが、新刊書いてるのも
Blank運営してるのも、実は私だ!!
とまだ人もまばらなのを良いことに、
冬の道端で言い争うこびととS香ちゃん。

いい歳した大人、それどころかかれこれ長く社会人やってる
傍目から見たらこの上ない常識人……とは思われません。
が、いたって二人とも真剣です。

「わかった……なら私が遠隔フォローする。
お姉ちゃん。これから先、どんだけぼーっとしてようと、
私からのメールはちゃんと受けて。
あとうっかり機内モードとかしないでね?
あれすっごく迷惑だったから」

「機内モードになってたのはお姉ちゃんの為じゃないよ?
あれはたまたま。
マナーモードはお姉ちゃんがやったけど」

「偶然だろうが故意だろうが、そんなもんはどうだっていい」
「S香ちゃん、声怖い」

「知りません!以後は私が指示を出すから。
Aさんにはお姉ちゃんの作った簡単タイムスケジュールに、
私特製の覚書を添えてお渡ししてあるから、
それだけ見ていて頂ければ問題ありません。

問題は姉です。イレギュラーな何かを思いつかないよう、
下手に動いてご迷惑をかけないよう、私が全部見張ります。
いいね?今日のお姉ちゃんは絶対服従。
余計なことしない!」

……今日のって言うけどお姉ちゃん
貴女に絶対服従じゃなかったことあったでしょうか。
とは思っても言わなかった我ながら賢明なこびとです。

「Aさんに会いたい。たぶんあの方は
貴女のマニュアルがあったとしても、
こびとに優しい気がするんだ……」

「貴様!こんなに心配掛けまくっておいて、
多忙を極める中、
こんな早朝から気遣ってやっている妹に
どの口がそんなことを」
「お姉ちゃんは今泣いているんだー。
大体貴女が来られなくなったりするから、
お姉ちゃんストレスで胃炎になったんじゃないかー」

「違うでしょ!ずっと仕事とか忙しかったって
言ってたじゃん。てか、こんだけ面倒見させておいて」
「お姉ちゃんは貴女と違って繊細だから、
打たれ弱いんだ……」
「自業自得だーーー!」

そんな感じで電車に揺られ、到着しました国際展示場駅。
びっくりです。人波が凄すぎて前が見えません!

もちろんそれは、例年っちゃ例年のことなのですが、
今年はまた一段とそれが凄くって、
いつもなら始発から並んでおられる黒山の一般列とはまた別に
すいすいと流れているサークル側の入場列が
駅の真横のローソン脇あたりから見えるんですが、
何とあまりの一般列の混みっぷりにサークル側に合流することは愚か、
最後尾を見つけることもできません。

看板を持った誘導スタッフさんも複数
いらっしゃるにはいらっしゃるのですが、
それが一般列の誘導の方なのか、サークル担当の方なのか。
仕方ない。ちょっと列の切れるあたりまで
下がってみるかと考えたのがよくありませんでした。

方向音痴のこびと、気づけば裏側の歩道橋の辺り、
知らない場所に出てました( ̄◇ ̄;)
駅から5分が実は15分。
ケロロ軍曹じゃありませんが、
駅からただ入り口に着くだけで20分以上。
いつもは10分と掛からない行程です……。

「S香ちゃん、ここどこかなあ」
「今どこにいるの!」
「さあ。OK Google。今こびとがどこにいるか、
S香ちゃんに教えてあげて?」
「わからないなら素直にそう言えー!」

東ホールにいるのは確かなんですが、
1があるのに2がなくて、見回すと何故か3があると言う。

「FGOの垂れ幕がある。
セイバーさんとネロちゃんが可愛い」
「そうじゃない……」
「4があった!人の頭で見えなかっただけだ!!
考えてみたら、貴女に頼まれたお買い物、4にあったよね?
褒めて。たぶん買って帰れる気がする」

「いや、買い物以前に自分のスペースに
辿り着いて貰いたいんだけど。2は見つかったの?」
「ない!」
「ないじゃない!あと3分でAさんと待ち合わせた
8時になっちゃう!」

「おかしいな。30分には来てたのに」
「私の方が聞きたいよー。具合はどうなの?」
「平気。ずっと汗かけてなかったのに、
汗かけるようになってきた。たぶん熱下がってきてるv」
「よかったねえ」
「ありがとねー」

まあ、1があるのだからきっと近くに2があるさ。
うん、頑張れと励まされ、
コツコツ歩いてみたところ、ありました。2!

「でも何故でしょう?
平仮名とカタカナの列があるのに、
肝心のアルファベット列がありません」

コミケ会場は広いので、横の列は数字、縦の列は
平仮名の固まりとカタカナの固まり、アルファベッドの固まりで
できています。
本来は、その固まりのおかげで自分のスペースが
探しやすいはずなのですが。

「困った。本当にない」
「そんなわけないでしょう。ちゃんと探して!」
「探しているけどわからないー」
「Nだからね?わからなかったら、ABCDの順番で考えて。
Mの次がN!」
「わかった、歌う」
「……声には出すなよ?」

「OPQRSTU……XYZって、終わっちゃったよ!
Nってどこーーー?!」
もはや自分の脳みそが信じられなくなってきて、
涙目のこびとです。

「S香ちゃん、ヘルプ」
「それは遠距離じゃ無理。
素直にAさんにお聞きしなさい。
Aさんは普通の方だから、
とっくにスペースに着いていらっしゃるだろう」

「なんだと?」
「いいから早く電話する!
絶対ご心配掛けているから!」

はい、そうですねととうとう今回の助っ人
Aさんに電話することに。

「Aさーん、今どこにいらっしゃいますか?」
「こびとさん?もう着いてますよ。大丈夫ですか?」
「こびとかれこれ2ホールを三往復ほどしているんですが、
Nの48がわからなくて。どこらへんにありますかね?」
「今何が見えますか?」

凄い。Aさん冷静ww 頼りになるなあ♡

「そうですね。今あるのは人波でしょうか」
「そうじゃなくて」
だってあとはスペース用の長机と椅子しか見えないんだもの…と
思ったものの、よーく見てみたら赤い文字ででかでかと『P』の張り紙が!

「柱にPと書いてあります!」
「その近くです!Nはそのちょっと前の左です!!」
「あったああ!Aさんありがとうございますーー!o(>_<)o」

Pだけでかでかと書いてあったから、こびとてっきり
駐車場のマークかと(汗)

「…室内に駐車場マークはありえないよ、お姉ちゃん」
うるさいわい……(と電話を切る→『切るな!』とメールがくる)
既に相当長いですが、ここからが『Blank初
妹なしでのイベント参加レポ』ようやく開始でございます(涙)
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